ガムは虫歯を起こすため歯に良くない、という概念を変え、丈夫な歯を作る為のデンタルガムが発売されるようになったのは1990年代後半のことです。
この頃、虫歯の原因にならないだけではなく、歯の再石灰化を予防する自然の甘味料「キシリトール」が注目されてきました。1997年に発売されたロッテの「キシリトール」ガムと、同じく1997年発売の明治の「キシリッシュ」が、ロングセラーのデンタルガムの代表格でしょう。
「キシリトール」、「キシリッシュ」は共に特定保健用食品であるという信頼性や様々なフレーバー等により、根強い人気を誇っています。
また、2000年代からの道場ではありますが、モンデリーズ・ジャパンの「リカルデント」は牛乳由来の歯を丈夫で健康にする成分「cpp-acp」が配合されており、こちらもロングセラーとなっています。