ガムの発祥はメキシコのマヤ文明で、サポディラという木の樹液を煮込んで固め、噛んで喉の渇きをいやしたのが始まり。
これが現在もガムの原料になっている天然チクルです。甘いガムが誕生したのは1871年のアメリカ、日本には1916年〔大正5年)に初めて輸入されます。
日本に本格的にガムが広まったのは第2次世界大戦の後、アメリカ軍によって広められるのです。昭和時代になると国内メーカーもガムの生産し始め、現在も販売されているロッテの「クールミント」なども発売されます。昭和時代には健康意識の高まりから、むし歯予防効果があるとされたシュガーレスのデンタルガム「トライデント」が大ブレイク、現在でも人気を得ています。
平成に入るとむし歯予防効果が高いとされる、キシリトールを含むデンタルガムが発売されるのです。