平成時代の今、歯磨き粉は当たり前のようにチューブで売られていますが、昭和時代の歯磨き粉は、粉末が缶に入ったタイプで、どうやって使用するのかと言えば、濡れた歯ブラシに粉末を付けて使用します。
最初は粉末でも、家族がそれぞれ濡れた歯ブラシに付けているうちに、ペースト状になったという記憶のある方もいらっしゃるかもしれません。
また、懐かしく思い出す方もいらっしゃるでしょうが、料理に使う食塩を歯磨き粉の代わりとしていたご家庭もあるようです。平成の歯磨き粉の中にも塩の入った物も販売されており、歯茎の引き締め効果や歯周病予防効果が期待できると、愛用されている方も多いです。
今のスーッとするミントの感じより、しょっぱい感じは昭和時代の懐かしい味なのかもしれません。