日本で現在のような歯ブラシが使われたのが明治時代。インドから輸入したイギリス製歯ブラシを元に、鯨のひげで柄を作り馬の毛を植えたのが始まりです。
大正時代には日本初の国産歯ブラシが発売、昭和時代に入ると、今までの獣毛による植毛にナイロン毛が加わった「ライオン歯刷子」が発売され、葉緑素や日本発のフッ素入り歯磨き「ライオンFクリーム」も登場しました。
昭和時代は「ローリングライオン」ハブラシが使われたり、例えば「バネット歯ブラシ」は柄の部分が曲がるバネット・アーチ式で歯の奥まで磨けます。
昭和初期には粉歯磨き粉を改良した「潤製ライオン歯磨」、ホワイト&ホワイトや、デンターライオンも昭和の飽食時代に使われました。